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iOSアプリ『古の女神と宝石の射手』リリース [iPad]

カードバトルRPG パズルRPG RPG・ロールプレイングゲーム パズルゲーム YW GAME HK LIMITED
本日10月25日、弊社にてiPhone向けゲーム『古の女神と宝石の射手(いにしえのめがみとほうせきのいて)』をリリース致しましたのでご連絡いたします。

『古の女神と宝石の射手』は古代ギリシャ神話の世界を舞台にした美しい女神達の壮大なストーリーとスピーディかつ中毒性のあるパズルバトルが織り成すiPhoneアプリゲームです。

ゲームにライトノベルが融合したかのような泣ける長編ストーリーをぜひご覧になってください。

【ゲームシステム】
『古の女神と宝石の射手(いにしえのめがみとほうせきのいて)』は、パズルによるバトルをクリアしていく「クエストパート」と女神たちの物語を綴った「ストーリーパート」に分かれています。
ストーリーパートでは、まるでライトノベルのようなボリュームの「泣ける」物語が展開されます。
【世界観】
『古の女神と宝石の射手』に登場するキャラクターはすべて、長い長いそれぞれの人生を持っています。
カードのフレーバーテキストに収まりきらなかった壮大なストーリーは小説となり、クエストマップをクリアするたびに開けていく仕組みになっています。やがて、それぞれのストーリーは絡み合い、物語の核心であるティターン戦争の真実を浮かび上がらせることになります。
ここでは本作に登場するキャラクターを少しだけご紹介します。

神々の王ゼウス
神々の王にして、オリンポス軍総大将。そもそもゼウスに実態はなく、普段は赤竜の姿をしているが、そう見えているにすぎない。

女帝ヘーラー
神々の王ゼウスの姉にして正妻。そして、嫉妬に狂う恐怖の女帝ヘーラー。趣味は毒殺、特技は陽動。最大のライバル、アフロディーテを暗殺しようとすること108回。全ての画策が失敗に終わっているが、その知謀戦は小説化され、多くのファンを惹きつけてやまない。

守護神アテナ
勇敢なる守護神。そして、ティターン戦争を終わらせるために戦場に立つ悲劇の勇者。アテナの持つ盾「アイギス」に搭載されたイージスシステムは、フェイズドアレイ・レーダーと高度なコンピューティングシステム、また、軍事衛星「梟(ふくろう)」とのデータリンクにより、圧倒的な防衛能力を発揮する。

愛の神エロス
自称「愛の伝道師」。エロスの矢に当たるとみんな恋に堕ちる。昔、面白くなっちゃってあらゆるものを射抜いていたら、大変なことが起きたことがある。エロスは忘れたが、他の神々はしっかりと覚えている。それ以来、恐怖の伝道師と呼ばれるように。好きな言葉は「てきとう」

美神アフロディーテ
美の化身であるアフロディーテ。彼女の趣味はお風呂に入ること。生来の自由人にして、至上の快楽主義者である。侍女であるカリス三美神はよそで遊んでばかりなので、いつもエロスちゃんを引き連れている。エロスはアフロディーテの言うことだけは聞く。彼女の、にへらと笑う仕草は魔性。

冥王ハーデス
冥府の王ハーデスは、ドSのくせに寂しがり屋。なんでもかんでも引き込んでしまうせいで、近ごろ冥界の治安が悪い。愛犬ケルベロスに甘く、すぐに餌をやってしまうので地獄の番犬は最近、太り気味。そんな彼女も戦時においては、ゼウス、ポセイドンと並ぶ最高戦力の一人である。

医術の神アスクレピオス
アスクレピオスは医者であり暗殺者。昼間は尊い命を救い、夜はあっさり奪う。愛銃のP90は父の形見なので仕事中は肌身離さず身につけている。仕事の前の口癖はいつも一緒 「さっさとやっちゃうよー!」

智恵の神メーティス
全てを知るメーティスは、全てを知らない。彼女が知る過去、未来、そして現在の事象全てが正である時、メーティスはこの世に存在しない。また、神々の王ゼウスとは対を成す者であり、ゼウスが実であるとき、メーティスは虚である。ゼウスが虚であるとき、メーティスは実となる。

悪の神アーテ
この子の名はアーテ。遠い昔、愛を誓ったあの人を、待ち続け、待ち続け、待ち続け、そして暗闇の世界に踏み込んで行く籠の中の鳥は少しづつ、少しづつ羽根を失い、やがて、物語は、彼女にある真実を見つけさせるのでした。

ふたご座の姉妹
死の運命を背負った姉カストールと、その姉を愛する妹ポルクス。ポルクスは姉の運命を知らない。ふたご座の姉妹は僅かに残された幸福な日々を過ごす。はかない花のような日々を。
【ものがたり】
ストーリーパートはマップをクリアするごとに一話ずつ開けていきます。
第一話は「ふたご座の姉妹」の物語。死の運命を背負った姉カストールと、その姉を愛する妹ポルクス。姉妹が懸命に生きる姿を描いたシナリオと、美しい挿絵によって構成されるストーリーの序盤をご紹介します。

第一話「ふたご座の姉妹」
<序章>
多くの人は未来を知りたいと思っているだろう。そして、ごく一部の、それが運命にせよ、たまたまにせよ、未来を知ってしまった人たちは、やがて、その知ってしまったということに絶望するのだと思う。
私は絶望しているのだろうか。私の、私のかわいい妹ポルクス。あなたさえ生きていてくれれば、私はその運命で構わない。いえ、私は、あなたに取り残されることが怖くて……。ポル、お姉ちゃんのことを許してね……。
私は、この妹を懸命に愛そうと誓った。私がいなくなるその日まで。

<第一章>
スパルタ、またの名をラケデモンという都市国家は、ギリシャ有数の強国である。その地に生まれた者は全員が例外なく兵士であり、いざという時には国全体が一丸となって戦った。
……だが、その都市国家において最強と呼ばれていた人物は、大きく屈強なスパルタの男たちではなく、一組の双子の姉妹剣士であった……。

「……さ〜て、どうする? 素直に降参する? それとも、いちおう戦ってみる?」
腕組みをしながらそう言い放ったのは、双子の片割れであるポルクス。彼女の前に立っているのは、20人以上もの山賊たちである。
「ダメよ、ポル。そんな言い方をしちゃ。山賊の方たちにだってプライドというものがあるんだから。そんな言い方をしたら傷ついちゃうでしょう?」
その横で妹をたしなめるのは、姉のカストール。その口調は丁寧ではあるが、山賊たちにとってみれば、むしろ彼女の優しさの方が残酷であった。
「ず……ずいぶん馬鹿にしてくれるじゃないか、お嬢ちゃんたち……」
額に青筋を立てる山賊の頭目。実戦の中で鍛えあげられた肉体は大きく、重く、その腕回りだけでも双子の胴回りに匹敵するほどの太さを持っていた。……が、カストールとポルクスの姉妹は、その巨体の持つ圧力などまったく意に介さない。
「あっ、ごめんね。おじさんたちを馬鹿にする気はなかったの」
「そうなんです。ポルは……あ、この子、妹のポルクスって言って、私はポルって呼んでるんですけど……とにかく、妹は、あなたたちの安全を思って提案しただけなんです」
「そうそう。私たちと喧嘩しても、怪我するだけだからさ」
「おとなしく、みんなから奪ったお金や宝物を返してくださいね。そうすれば、怪我をすることもありませんから」
無邪気に山賊を説得するカストールとポルクス。そんな双子姉妹を、山賊は呆けた表情で見下ろす。
「あのよ……嬢ちゃんたち。俺たちが何者だかわかってるのか? 山賊だぞ、山賊?」
「知ってるよ〜。だから私たちが退治しに来たんだもん」
山賊の言葉を聞き流しながら、ポルクスがとんとんと地面を跳ねる。
「でも、どうやら降参する気はないみたいだし……とりあえず、軽く殴られとく?」
「え。お嬢ちゃん、ちょっと待て。俺は悪党だが、小さい女の子を虐める趣味は……」
「問答無用! さ、行くよっ!?」
「あ、ちょっと待って、ポル! 私も手伝うから〜!」
双子の髪がさらさらと流れ、光の軌跡を描きながら山賊たちの群れへと舞い込んだ。

「……大したことない人たちだったね〜、お姉ちゃん」
「そんなこと言っちゃダメだってば、ポル。山賊の方たちも頑張ってたでしょ?でも剣を抜かなかったのは偉かったわ。無益な殺生はよくないもの」
「あんなやつら、剣を使う必要もないよ〜」
その日の夕方。山賊たちにかかっていた賞金を受け取った双子は、意気揚々とアテネの町を歩いていた。20人もの屈強な男を倒した後だというのに、姉妹の体には負傷の痕は全く見られない。観光と修業と兼ねて、賞金稼ぎの旅を続けているカストールとポルクス。姉妹の旅は、今のところ実に順調に進んでいた。
「ところでさ、お姉ちゃん。今夜は何を食べる? 私、お肉がいいな〜!あとはお姉ちゃんの焼いたパン!」
「ふふ、こんな旅先でパンは焼けないよ。それに、お肉もいいけど、お野菜もちゃんと食べなきゃダメだからね」
「う、うん……お野菜は苦手だけど、お姉ちゃんがそう言うなら」
「ふふっ。ポルはいい子ね。じゃ、夕市に寄って帰りましょうか?」
沈みゆく夕日を背に、二人は足取りも軽く町の広場を目指す。
「あっ、お姉ちゃん、見て! あっちで大道芸やってるよ!」
「あっ……ちょっと待って、ポル」
祭りのような喧噪の中、ポルクスは突然、雑踏の中へと駆けだす。カストールが制止する声も聞こえていないのか、あっという間に人込みの中へと姿を消していく。
「もう……ポルったら、アテネに来てから、ず〜っとあんな調子なんだから」
だが、それも無理はない。質実剛健で知られるスパルタにおいては、国民は皆「贅沢は敵」という理念の下に育てられる。そんな環境に生まれた彼女たちにとって、大都市アテネで見る物すべてが驚きと感動に満ちていた。かくいうカストール自身も、アテネに着いてからは心も体もウズウズしっぱなしである。故郷のスパルタが嫌いなわけではない。だが、彼女だって年頃の女の子。たまには綺麗な服を買ったり、甘い物を食べたりしてみたいのだ。
「ふふっ……旅に出て、本当によかった」
カストールは大都会の空を見上げながらそう呟いた。

数日後の朝。カストールたち姉妹の泊まる宿に、一人の女性が訪れていた。
「久しいわね、カストール、ポルクス。食事中に邪魔するわよ」
女は、姉妹が座っているテーブルに勝手に相席し、にこりともせずにそう告げた。
「ふぇっ? ふぁなたふぁ?(えっ、あなたは?)」
口の中に大きなエビを詰め込んでいたポルクスは、何やらもごもご言いながら女を見返す。そんな彼女に、目の前の女性も呆れ顔だ。
「やれやれ。相変わらずのお子様のようね」
こめかみのあたりを押さえながら、小さく首を横に振る女性。よく手入れをされた長髪が、彼女の首の動きとともにさらさらと流れる。その容姿だけを見れば間違いなく美人と言って差し支えないのだが、鋭い眼光や神経質そうに歪められた口元を見ると、なんとなく「怖いお姉さん」という印象も受ける。そして、やはりというか当然というか、その女性の正体を先に思いだしたのは、姉のカストールの方であった。

「あっ! も、もしかして、あなたは……イーダス姉様?」
「あら、覚えていてくれたみたいね。前に会った時は、あなたたちはもっと小さかったのだけど」
イーダスと呼ばれた女性は、厳しい表情を少しだけ緩めてカストールに向き直る。
「あれ、イーダスさんっていうと、たしか……」
「私たちの従姉妹のイーダス姉様よ、ポル」
「あ、そっか! どうりで聞いたことあると思った!」
「ふう。どうやら、妹の方がのんびりしているのも変わらないようね」
「えへへ、すみません」
「それで、イーダス姉様。今日は突然どうしたんですか? 姉様もアテネまで旅を?」
「いえ。私はこの腕を買われて、傭兵としてギリシャ中を渡り歩いているの」
「さすがは姉様ですね。私も旅の途中、姉様のご活躍はたびたび耳にしました」
「私もあなたたちの噂は聞いているわ。まだ幼いながらも敵なしの賞金稼ぎがいる、とね」
「えへへ、それほどでも〜」
エビ料理を平らげたポルクスも会話に混ざる。
「そこでね、カストール、ポルクス。依頼主の命によって、私はあなたたちを誘いに来たのよ」
「え? 誘うって?」
「傭兵としての依頼よ。あなたたちも賞金稼ぎなら、嫌とは言わないでしょう?」
がしゃん。
そう言ってイーダスがテーブルの上に置いたのは、たっぷりと硬貨が詰まっているであろう皮袋。中に入っているのが金貨か銀貨かは知らないが、どちらにしてもかなりの額だ。
「少し難しい仕事なの。でも、それに見合う報酬は出すわ」
そこまで言うとイーダスはようやく仏頂面を崩し、初めてニヤリと笑ってみせた。

この続きはゲームで。
【概要】
アプリ名称:古の女神と宝石の射手
(いにしえのめがみとほうせきのいて)
カテゴリ:ゲーム
利用料:無料
対応OS:iOS 5.0以上
古の女神と宝石の射手 iPhone / iPad

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