参加する小説 ノベルノーヴェ [iPhone]

その頃、常連ユーザーのH氏もまた、残業の手を止めてアップデートされた仕様を確認していた。
完結作品が飾られている画面から広告バナーが消えている。その代わりにバックナンバーの購入機能が追加されたらしい。
しかし、H氏はすぐに気付いた。購入しなくても、各作者のページをたどれば過去作品が見られることを。
「N氏はデザインのセンスは抜群だが、商売のセンスはイマイチだな」
H氏はくすりと笑って仕事に戻る。

ハート5つの思慕が電波の海を渡っていった。純粋な想いは熱を帯びながら、波間の上にゆらゆらと広がっていく。
君の想いはきっと届くよ。
T氏の隣でA氏がアップデートを行った。
いくつかの些細なバグは解消されていた。スマートかつ、軽やかなデザインが素敵で、執筆も捗っている。何より、ユーモアに満ちたN氏の愛を感じられる。
「やれやれ、納得の仕上がりじゃないか」
A氏は朗らかにアップデートを喜んでいた。

N氏は晴れた霧が見せる陽光が射して葉の上で輝き踊る雫の景色を眺めながら、澄んだ空気と一緒にコーヒーの香りを吸い込んだ。
まるで自分の心もクリアになっていくようだ。朝食は簡素なものだったが、それでも英国さながらの優雅な気分を味わえた。
クリアになると先がよく見通せる。そう、物語の行く末も。N氏は万年筆を手に取り、真っ白なノートに文字を綴り出した。200文字で書き終えたそれを風が次のページへと捲った。

どれほどの時が流れたのだろうか。
1ページだけ書かれたそのノートは、様々な人の目に触れた。
200字に込められたN氏の想い。
それは一つの物語になることを待ち望んでいた。

いつか霧に包まれたあの町のように隠されてしまっても、
“太陽が昇りきるのを待つしかない”のだ。
ならば待ち続けよう、その時まで。

また、暫しの時が過ぎた。
ある日、インクとコーヒーの香りが染み込んだノートを青年が手に取った。

珈琲の香り揺らめく中、カランとドアが音を立てた。
「マスター、とびらの文字読めるようになってるのね。素敵だわ」
店に入ってきたのは常連のY嬢だった。ふとカウンターのN氏に目を止め、軽く会釈する。
「ここ、いいですか？」
Y嬢はN氏の傍に腰掛け、珈琲を片手にスマホの画面を開く。novelnoveの執筆画面だ。
「いつもありがとう」
そんな言葉で始まる1パラグラフを、彼女は書き出した。
（200文字）

文章を書く練習になりますし、何パラグラフまで、何文字までと決まっているのが良いと思います。1人では思いつかなかった結末を迎えられる、とても面白いアプリだと思います。
ただ、せっかく書いた文章に対する評価がいいねしかないのが残念です。もっと人の文章に感想を伝えたり、その人が書いた他の文章を見やすくするために、コメントとフォローができるようにしてほしいです。

ときどきバグで画面が止まったりしますが、とても良いです。どんな物語になっていくか、自分の思いは次の人に届くのか、それとも良い意味で裏切ってくれるのか。まだ始めたばかりで私が関わった完結作品は出来上がっていませんが、関わった作品すべてが完結するまでは(どのくらい遠いんだろう...)続けていきたいです。賞などを目指して小説を書くのに疲れた人に、是非！！

noveは酷く彼女に似ていると思った。
どんなに汚い思惑で書いた話も、noveは受け入れ清め、醜い人間の心に晒されたからといって決して傷つけられない強さを持っている。
それと同じように、僕を地上に置いていくドレスの下に羽を隠した天使の魂も、どこかもっと神聖な理想郷にあるのだろう。
いつか彼女の本棚に名を残せたら。
そんな思いで、今日もnoveを書き続ける。

このアプリは機能がシンプルなのが魅力です。評価はいいね!ボタンのみ。
novelnoveの公式ツイッターからも作品が読めるので、物足りない部分はツイッターで意見を交換しています。
作品が数万作あるので、そろそろ検索機能が欲しいなあ。
作品のコメントに疲れた友よ、このアプリで緩く繋がりませんか。もう少し執筆人口が安定すれば、さらに楽しくなるでしょう。

iPhoneの画面をタップすると、こつ、と軽い音がした。少し爪が伸びているかもしれない。
ディスプレイいっぱいに広がる木目調はすっかり見慣れて、なのに何度見ても心が躍る。
さあ、今日はどんな物語に出会えるだろう。どんな言葉を紡げるだろう。
新たな冒険に出る勇者のように、P氏は晴れ晴れとした心持ちで画面を見つめた。

ランダムで現れる、何処かの誰かが書いた文章に、自分が続きを書いて

そしてまた、その続きを、何処かの誰かが書いて行く

そうしてそれを9回繰り返し、最後の人がタイトルをつけると、ひとつの物語が完成する。

みんなで創る
一期一会の新しい創作アプリ。すごく楽しいのでオススメですっ！！

小説を書くって作業はなんだか新鮮でわくわくしますね。

評価する点
小説の続きを書くというコンセプトに特化したシンプルなアプリ。書きながら、ストーリーを振り返れるのもよい。

改善してほしい点
ランダムに小説が表示されるようだが、更新して何度も同じものが続けて表示されたりする。

9人のチームワークで文章を紡ぎ、一つの物語を作り上げる。
絆が芽生えるような素敵なアプリです。
文章のバトンが繋がれたとき、完結したときの感動は震えるほどです。
ただ、バグが発生しているのか、プロフィールのアイコン設定が変更できません。
そちらの修正をよろしくお願いします。

いつか表紙がつくといいな、なんて考えながら執筆してます。自分が作った話が思わぬ形で完結したりというのもまた面白いです。

友達に紹介したところ、どうやらその子はandroid所持者だったようで、使用できないとのこと。androidでも使用できるようになるとまた和が広がっていいと思います。

いざ書こうとすると、書かれた小説の世界に入りにくいところもあるけれど、続きをかんがえて時間がすぎていく、読書でもない無理して作文をしなくて良く、自分の世界をさまよう新しい分野のアブリです。
いままでの完成作品をまとめてよんでみたいです。
目次を作ってください。

書く方も読む方も楽しいアプリ。
だからこそ好きな作品を保存できる本棚機能が欲しいです。
また、とても綺麗な表紙を付けてもらえたりするので、本を読む時にその表紙画像が最初に大きな画像で出ればなぁと思います。
綺麗な表紙を大きな画像で見たいです。

合間とかに出来るし、想像力が膨らんでいくのが快感ですね。
個人的には7.8パラが書きにくくて、「折角なら終わりまで書かせてくれ！」って思っています。
続きの更新の頻度も少ないので、
一度に2パラぐらい書けたら解消すると思うので是非お願いします！