30秒クイズ! ブロックチェーン ベーシック [iPad]

話題のブロックチェーンの知識を、30秒クイズで学びましょう!

ブロックチェーンは世界を変えるのか!?
この波に乗り遅れるな!!

楽しく、簡単に、有効な技術を身に着けよう!
ブロックチェーン・シミュレータ内蔵!

- 簡単操作
- 多岐にわたる出題
- 問題数100問以上!
- 配信最新ニュースに対応したクイズ
- ブロックチェーン・シミュレータ内蔵
- わかりやすいユーザー・インターフェース
- 直感的なアニメーション
- iOS9.3以上の広範囲なデバイス対応
- iPod, iPhone, iPad
- 各種設定 Dark/Liteテーマ
- 独自の成績証明書

- 簡単操作
30秒リミットの出題に、
4択のボタンをクリックして回答するだけ!!
忙しい人でも、クリック操作を繰り返すだけで、
自然とブロックチェーン技術が理解できます。

- 多岐にわたる出題
初歩の問題、基礎の問題から、応用、
更には計算が必要になる少し難しい問題までをカバー。
なぜブロックチェーンが話題になっているのかが理解できます。

- 問題数100問以上!
多数の設問が入っていますが、小分けされているので負担になりません。
10問ずつのステージになっているので、空き時間にサッとクイズに解答できます。

- ブロックチェーン・シミュレータ内蔵
一見難しそうに思えるブロックチェーンの技術を、
目で見てわかるようにしました。
このシミュレータ、実際に内部でブロックチェーンを構築しています。
つまりトランザクションを生成し、
ハッシュ計算を行い、PoWコンセンサスアルゴリズムを実行、
マイニング作業を行い、ブロックチェーンを構築しているのです。
更に difficultyも設定してそれを視覚化しています。
ブロックチェーンを理解するための技術的項目が、
どのように絡み合い動いているかを視覚的に理解することができます。

- 配信最新ニュースに対応したクイズ
日々更新されるブロックチェーンの技術動向に対し、
定期的にクイズが配信されます。
配信される最新クイズに回答していくことで、
自然と最新のブロックチェーン技術をフォローできます。

- わかりやすいユーザー・インターフェースとアニメーション
アニメーション付きカード形式なので、
煩わしい操作がありません。
プログレスバーなど必要な情報が視覚化されているので、
直感的に理解できます。

- iOS9.3以上の広範囲なデバイス対応
iOS9.3以上のデバイスで利用可能
iPod, iPhone, iPadに対応
Portrait/Landscape画面での動作確認を行っています。

- 各種設定
Dark/Lite モード搭載なので、
昼夜、またはお好みでテーマを変更できます。
複数の言語で利用可能です。

- 内部成績証明書
一定の成績を収めると、証明書が発行されますよ!

## ブロックチェーンとは

ブロックチェーンは、
超簡単に言えば、
インターネット上で、
チェーンののようにつながった、
公開された**記録**です。

ブロックチェーンは、無数のブロックが、鎖状につながっている構造です。
ひとつのブロックには、一定期間の情報が入っていて、
それがチェーンのようにつながっています。

ブロックチェーンがとても注目されている理由にはいくつかありますが、
その革命的な点をいくつか上げると、

- 管理者がいない
インターネット上で勝手に記録が更新される
(中央銀行とか、どこかの独裁管理国家、手数料ビジネスの企業、銀行・保険業界、冷や汗をかいてる?)

- ブロックチェーン技術を使ったBitcoinシステムは
2009年に本格稼働してから、**システムが一度も止まったことがない**
(どこかの大手企業のシステムが止まったとか、ハックされたとか、よくニュースになってませんか?)

ブロックチェーンは、
AI、機械学習、ディープラーニングなど同時に
将来有望な技術で、今後いろいろな分野への応用が期待されています。
分野によっては**破壊的な影響を持つ**技術と言われています。

利用者は、ブロックチェーンを介して、
個人間で(管理者なしで)情報のやり取りをすることができるのです。
(後で詳しく説明します)

ビットコインのブロックチェーンは、
利用者全てに公開されていて、
例えば以下のサイトから確認することができます。
https://blockchain.info/

ブロックチェーンの特徴をまとめると、
- 分散システム(利用者全体で管理する)
- 自律して動く(管理者がいらない)
- 仲介者なしで情報のやり取りが出来る(手数料が基本ゼロ)
- 管理者がいないので、登録無し、匿名で利用できる(条件あり)
- 利用者全体で管理しているため、システムダウンしにくい。
ネットワークの一部に問題が生じても、違うルートで処理を続けることが出来るためです。
- 情報の改ざんが出来ない
改竄しても前後のブロックとの矛盾が生じてしまうため
- 中央管理システムより安く作れる(運用による)
- 公開方式だけでなく、プライベート方式にもできる(運用方式による)

ブロックチェーンの課題もまとめておきます
- 開発者でさえ、システムを停止させることができない(公開タイプの場合、ちょっと怖い?)
- 悪意を持つ人もネットワークに入れる(ハッキングされる?通貨が盗まれる?)
- ブロックごとに処理するため、取引確定に遅れが出る。(いろいろな対策が検討されている)
- 設計上の問題として、ひとつのブロック容量に限界がある(いろいろな対策が検討されている)
- 一度記録されると変更、削除が出来ない(一般的設計)

これから、革命的な技術の基礎を学んでいきましょう。

## ブロックと、ブロックの完成

ビットコインでは、
ブロックチェーンの 1つのブロックとは
**おおよそ10分間の取引情報のまとまり**
のことです。

ひとつのブロックには、以下の情報が含まれます。
- 取引の情報(複数の、時間、数量、取引内容、売買情報など)
- 前のブロックの情報(**ハッシュ値**)
- **ナンス nonce**

このブロックに対する ナンス というものを見つけ出せれば、
ブロックは完成します。

マイナー(miner 採掘者)と呼ばれる人達は、
ブロックを完成させるために、
ナンスを見つける作業を行います。
この作業をマイニング(発掘)といい、
発掘できればコインがもらえます。
(詳しくは別に説明します)

ブロックを完成させ、そのブロックをチェーンにつなげることで、
取引の成立が承認されるのです。

ブロックに対するナンスを見つけるには、
総当りでナンスの値を変更し、
条件に合うハッシュ値が求められるまで、
計算を続けます。

マイナー達はナンスを何度も変えながら、
**ハッシュ関数**という暗号を作る方法を使って、
ブロックに対する**ハッシュ値**というものを求めます。

求めたハッシュ値が
規定値より小さな**ナンス**を見つけ出せた時、
そのブロックが完成するのです。

ブロックが完成できたら、
1. ブロックを、求めたハッシュ値を使って、ブロックチェーンにつなげることができます。
2. ブロックチェーンにつなげることで、そのブロックに入っている取引情報が台帳に載り、取引が承認されます。
3. そしてブロックを一番先に完成出来た人(マイナー)に報酬が支払われます。

## 通貨の発掘(マイニング)とはナンスを探すこと、その意味とは?

ブロックに対する**ナンス**をいち早く発見し、
ブロックをブロックチェーンにつなげ、
報酬を得る作業を**マイニング**(発掘)といいます。

**ナンスとは**新しいブロックを作りだすために必用な数値で、
このナンスを見つけ出すのが、マイニングです。

ビットコインではPoW(Proof Of Work)という方法で
マイニングが行われます。
ナンスについてはPoWの項で詳しく説明します。

## ハッシュ関数・ハッシュ値
ナンスを求め、
複数のブロックをチェーンのようにつなげるために、
**ハッシュ関数**で求める**ハッシュ値**を使います。
(hashハッシュとは「切れ端」とか「こま切れ」の意味です)

ハッシュ関数とは、入力値を暗号化するもので、
暗号化された数値を、ハッシュ値といいます。

ハッシュ関数とは、
- 入力された値を暗号化し、ハッシュ値を求める関数です
- ビットコインでは、sha-256関数というものが使われます

ハッシュ関数の出力するハッシュ値には以下のような特徴があります。
- ハッシュ値は一見ランダムな数値の羅列。
- 入力からは、どのようなハッシュ値になるか予測がつかない。
- 同時に、ハッシュ値からも入力の予測がつかない。
- 入力された値に対するハッシュ値は、常に同じになる。
- 入力された値が1ビット変わっただけでも、ハッシュ値はガラリと変わる
- 異なる入力に対して、同じハッシュ値が得られる確率はほぼゼロ
- ハッシュ値の長さは、どんな入力に対しても常に同じ。

ブロックに対応する暗号化したハッシュ値を利用して、
ブロック同士を連結していくことで、
改ざんのできないブロックチェーンを創りだすことができます。