8thシングル「月と星が踊るMidnight」が10月26日(水)にリリースされたばかりの人気アイドルグループの日向坂46。そんな日向坂46と全力で恋するスマートフォン向けゲームアプリ「ひなこい」と連動したドラマプロジェクト「HINAKOI FILMS」シリーズの一夜限りの映画館イッキミ上映企画を記念して、日向坂46からメンバーの潮紗理菜、佐々木美玲、金村美玖、富田鈴花の4名が登壇する舞台挨拶が実施された。
冒頭の挨拶で、潮は「一週間の終わりの日の夜という、お忙しい時間に舞台挨拶にお越しいただきありがとうございます。」と感謝の言葉を口にし、金村は「ご来場いただきありがとうございます。今日は気合入れて、私が出ている作品の中の髪型と同じ髪型にしてきました!」と明るく挨拶した。映画館のステージでの舞台挨拶という環境に、富田は「登場前からずっと緊張していました。ファンの皆さんの前に立つのはいつも緊張するのですが、温かく迎えていただいて本当によかったです。」と安堵の表情。一方、佐々木は今回初めて映画館の舞台挨拶を経験したとのことで、「スクリーンの前に立つのが初めてなので、スクリーンの大きさにびっくりしました。映画館ってこんなに大きかったんですね!」とまさかの映画館に対するコメントで会場の笑いを誘った他、「こんなに大きいスクリーンで見ていただけたのかと思うと嬉しいですね。」と喜んだ様子だった。
2020年11月18日にサービスを開始した「ひなこい」は、東京から片道2時間、のどかな田舎町にある日向坂高校に転校してきた主人公が、ひょんなことから“アイドル部”の一員となり、アイドルを目指す22名の部員たちと泣いて笑って恋をする青春恋愛ストーリーを描き続けているゲームアプリ。それと連動したHINAKOI FILMS『君と僕の、ひなたの初恋』プロジェクトは、昨年11月に発表され、 “日向坂46との初恋”をテーマに描く全4シーズンに渡るショートフィルム企画となり、 YouTubeにて無料配信が行われるや、視聴者からも高い評価が寄せられ、本編・関連映像の総再生回数は合計で500万再生を突破する人気企画となった。
そんな作品の撮影当時を振り返ると、富田は「私はこの企画の最初の作品で、 HINAKOI FILMSの土台を作った作品だったんですが、主役を務めると聞いたのが前日だったんです。」と衝撃のエピソードを明かす。「聞いてから今からでも出来ることをやるぞ〜って、顔にパックしたり、髪の毛にオイルしたり、と気合を入れて臨みました。映像を見たら、すごく綺麗な映像に仕上げていただいて、映画館の大きなスクリーンで見てもらうべき仕上がりだなと思っています。」と出演作に自信の表情を見せた。また、バレンタインの回に出演した潮は「自分が高校時代にできなかったような経験をギュっとさせてもらったので、まるで高校生にタイムスリップした気持ちで、楽しみながら撮影できましたね。あと冬の撮影だったので、一緒に撮影したメンバーとカイロでキャッチボールしたり、休憩時間も学生時代に戻ったみたいでずっと楽しかったです。」と撮影時のエピソードを教えてくれた。佐々木は「私はキャプテンの佐々木久美と恋のライバルだ、という設定だったんですが、メンバー同士で演技する経験が普段ほとんどないので、リハーサルでゲラに入ってしまいまして(笑)。」とこちらも笑撃の裏話を披露。一方、金村は「潮さんとは真逆で、真夏の撮影だったので、映像の冒頭のホースで水をかけるシーンも、ホースから出てくる水が熱湯で…!」と語り、それぞれの回で全く異なる苦労話や撮影エピソードを明かしてくれた。
作品の中で<好きなシーン>や<出演メンバー同士の撮影で思い出に残っていること>を聞かれると、佐々木は「私の撮影メンバーは、ゲラのメンバーが多く集まってしまったみたいで、濱岸ひよりと森本茉莉が私の顔を見たらどうしても笑っちゃって、何度も撮り直したんですけど、もう二人とも無理!ってあきらめたみたいで、結局私の顔を見てもらえなかったです。」と再びゲラエピソードをコメントすると、富田も「私の作品では、どのメンバーも役柄にピッタリな配役で、ガチャをあけられない河田(陽菜)や、ミスコンイベントに出たがる彩姉さん(高本彩花)とか、メンバーの個性もしっかり出ていた作品だと思います。」とメンバー同士の仲の良さを伺わせた。
また現在、ゲーム内でハロウィンモチーフの衣装をまとったカードが配信されていることから、今年のハロウィンに着てみたい衣装を聞かれると、金村は「動物の何かの職業。多分どこかのタイミングでミーグリ(ミート&グリート)などで披露するかもしれませんけど。」と謎のコスプレ内容を発表。これには「何それ?」「気になっちゃう!」などメンバーからも総ツッコミとなり、佐々木は「トリミングの人?」と予想して会場の笑いを誘っていた。そんな佐々木は「個人的には『SPY×FAMILY』のアーニャをやってみたいです」と話すほか、「今年22歳でニャン(2)ニャン(2)なので、猫のミーグリもしたいです」と希望を明かした。メンバー同士で「ミーグリとは別でホームーパーティで写真だけ撮ったりしない?」「やりましょう!」と盛り上がる一幕も。最後に聞かれた富田は「(振り付けの)TAKAHIEO先生に、ハロウィンにやりたいんですって言ったら、海外でしか買えないズボンをもらいました。 TAKAHIROさんのアー写っぽいやつをやりたいです。」としっかりオチの役割を果たしていた。
その後、「ひなこい」リリース2周年を記念して新たに始まる企画「HINAKOI CHOICE 放課後ウォーズ」を発表。主人公の選択次第で恋愛ストーリーが変わる、新企画の世界観を一足早く会場の観客に見せるべく、即興での選択肢演技企画を披露。会場・配信で集まった約500人のおひさま(日向坂46ファン)と、安定した盛り上がりを見せ、終始温かな雰囲気に包まれていた。
最後に富田は「本当にありがとうございました。このHINAKOI FILMSを通して、私自身が映像作品に対する想いとかも変わったところがあります。毎回自分が経験したことないことを考えてくださり、皆さんに届けたいと思える内容ばかりになっているので、これからも宜しくお願いします。」とコメント。潮は「ゲームの中でも普段着ない衣装を着たり、色急な私たちを楽しんでいただけると思いますので、たくさん遊んでほしいです!」と存分にアピールした。佐々木は「今日は…」と言いかけたところで「なんだっけ?」と彼女らしいおとぼけを見せていたが、気を取り直して「今日は皆さんありがとうございました。おひさま(ファン)の皆さんと一方通行でしたが、こうやってお話が出来て、外は寒いですけど、体温はとても温まってくるくらい楽しい時間でした!ゲームで一緒に選択してください!ありがとうございました!」と元気に挨拶。金村は「アプリ内では可愛いメンバーがたくさんいるので、楽しんでください!皆さんとまたお会いできる日を楽しみにしています!」と話し、イベントを締めくくった。その後の退場の時も「寒いから温かくして帰ってくださいね。」と最後までファンに向けて声をかけ続け、盛大な拍手の中終了した。