『機動都市X』に新しい変形メカ「パルススター」が登場します。このメカは日本の有名メカニックデザイナー河森正治氏自らデザインしたもので、登場です。今回のコラボは機動都市Xグローバルアーティストコラボ計画の最新活動でもあります。
日本の有名メカニックデザイナー、アニメーション監督である河森氏は、ロボットを他の形態に変換させるデザインをとても得意としています。『攻殻機動隊』、『超時空要塞マクロス』、『機動戦士ガンダム0083 スターダストメモリー』など、数々の有名アニメ作品に携わっています。このような独自のメカ変形の理念が「パルススター」にも使われています。
「パルススター」は、秘密修道会の急進派が「楽園」計画の中で作り出した変形武装実験マシンで、自主学習能力を持っています。人為的な「実験事故」により激しい損傷を受け、スクラップにされそうになった時、人体機械学を研究するパイロットの蘭心に助け出されました。蘭心の「応急処置」により、奇跡的に再び動き始めたのです。「パルススター」は、秘密修道会で最も強力なトカマク型凝集エネルギーパルス砲、そして通常のパルスライフルの発射速度を上回るANN両手連射パルスライフルを装備しているだけでなく、人工神経ネットワークシステム「エデン」を搭載しています。そのため、自らの知能により、操縦の同期率が劇的に上昇しました。
「パルススター」のこれらの特徴を表現し、変形の効果を高めるため、河森氏はメカの胴体中央部にリング状のデザインを採用し、ビーム砲の発射シーンに強烈なインパクトを持たせました。人型形態の時、青と白の混ざった「パルススター」は両手剣を持つ剣客のように、いつでも攻撃できるように身構えています。メカ形態になっても、「パルススター」はパルス砲の範囲、距離、発射モードを自由自在に切り替え、変化していく戦局に対応します。
「パルススター」は本日(3月10日)より登場し、クリスタルで購入できます。科学とファンタジーの光を放つこのメカも機動都市の戦場で無視できない存在となることでしょう。
メカのデザイン以外に、「パルススター」のパイロット「蘭心」のデザインも、河森氏のスタジオのクリエーターである江端里沙氏が手掛けています。『ゼノブレイド2』の「ツキ」と「ナナコオリ」、『マクロスF』の「シェリル・ノーム」、「ランカ・リー」などのお馴染みキャラクターは、いずれも江端氏のデザインです。今回、江端氏自らデザインしたパイロット「蘭心」もとても個性的で、極端な二面性を持ったキャラクターです。とても優しそうな母性的な見た目とは反対に、人間とメカの境界を打ち破りたいという熱い思いを秘めているのです。
機動都市Xではこれまでさまざまな分野のコラボによって、オープンで多様な幻想都市を少しずつ築き上げてきました。鎌田光司氏、河森正治氏、江端里沙氏など多くのクリエーターの参加と創作により、機動都市Xの「グローバルアーティストコラボ計画」はさらに前進しています。今後もさまざまな分野のアーティストがSMCの超次元幻想都市の建設に続々と参加してくれます。そして間違いなく新しい火花を散らすはずです。どうぞお楽しみに。
河森正治氏についてアニメーション監督、メカニックデザイナー、ビジョンクリエイター
2025年大阪・関西万博 テーマ事業プロデューサー
代表作:『マクロス』シリーズ、『アクエリオン』シリーズ(原作、監督、メインメカ)、『機動戦士ガンダム0083スターダストメモリー』(メカスタイリング)、宮沢賢治の半自伝的アニメーション『イーハトーヴ幻想 KENJIの春』(原作、監督)、『攻殻機動隊』、ソニー“AIBO”『ERS-220』、日産デュアリス『パワード・スーツ デュアリス』、『新世紀GPXサイバーフォーミュラ 』、『アーマードコア』、『デモンエクスマキナ』(メカデザイン)、ソニー・スマートウォッチwenaオリジナルモデル盤面デザインなど。