「eBASEBALLプロスピAリーグ」2021シーズンの関連資料を寄贈した。
この日、野球殿堂博物館で行われた寄贈式には、1月22日(土)に行われた「コカ・コーラ e日本シリーズ」を制し、MVPに輝いた広島東洋カープの渡邊太智選手のほか、野球殿堂博物館・庄司正信館長と主催者のNPB・加賀山昭宏事業本部長、コナミデジタルエンタテインメント・山本竜彦執行役員が出席しました。
山本執行役員は、「36名のプロプレイヤーとスピリーグ監督が卓越した技能とチームワークで素晴らしい試合を見せてくれました。大会の視聴回数も1000万回を超え、野球界ではも大きな取り組みになった」と2021シーズンのスピリーグを振り返りました。庄司館長は「今後もeBASEBALLが益々発展できますよう、当館も協力していきたい」と話しました。
その後、渡邉選手が庄司館長にサイン入り球団オリジナルタオルを手渡しました。
また、「eBASEBALLプロスピAリーグ」2021シーズンのe日本シリーズを制した広島東洋カープを代表して、優勝トロフィーの贈呈も行いました。
今回寄贈された関連資料は、野球殿堂博物館内に展示されます。
寄贈した関連資料一覧◇コカ・コーラ e日本シリーズ出場選手、監督のサイン色紙
(広島東洋カープ、福岡ソフトバンクホークス各1チームずつ、計2枚)
◇コカ・コーラ e日本シリーズ出場選手、監督のサイン入りユニフォーム
(広島東洋カープ、福岡ソフトバンクホークス各1チームずつ、計2枚)
◇最優秀選手 渡邊太智選手(広島東洋カープ)サイン入り球団オリジナルタオル
◇eBASEBALLプロスピAリーグ 2021シーズン 球団代表選手 集合写真データ
◇ナイススピリッツ賞に関する資料
「eBASEBALLプロスピAリーグ」2021シーズンの総視聴回数1000万回を突破!
モバイルゲーム『プロ野球スピリッツA』を使用して初開催した「eBASEBALLプロスピAリーグ」2021シーズンは、12月4日(土)にeペナントレースが開幕しました。球団の意地をかけた激闘が繰り広げられ、セ・リーグは勝率8割と他を圧倒した広島東洋カープが、混戦のパ・リーグは東北楽天ゴールデンイーグルスが制しました。
1月15(土) 、16日(日)には、両リーグの上位3チームがe日本シリーズ進出をかけて、「コカ・コーラ eクライマックスシリーズ」に臨みました。セ・リーグはeペナントレースの強さそのままに広島東洋カープが、パ・リーグはリーグ優勝の東北楽天ゴールデンイーグルスをリーグ3位の福岡ソフトバンクホークスが下し、「コカ・コーラ e日本シリーズ」への切符を手にしました。
頂上決戦となる「コカ・コーラ e日本シリーズ」は1月22日(土)に東京・銀座のesports銀座studioで開催。セ・リーグ代表の広島東洋カープとパ・リーグ代表の福岡ソフトバンクホークスが日本一をかけて好ゲームを展開。シーズン開幕から勝負強さを魅せてきた広島東洋カープが接戦を制して3連勝。初代スピリーグ王者に上り詰めました。
MVPにはシーズンを通して無敗を守り、日本一へ大きく貢献した広島東洋カープの渡邉太智選手が選出され、2021シーズンが幕を閉じました。
また、社会貢献に寄与する行動などを行った選手に贈られる「ナイススピリッツ賞」を新設し、阪神タイガースの井上佑樹選手と千葉ロッテマリーンズの小倉康一選手が受賞しました。
井上選手は、試合の配信時に手話の挨拶など聴覚に障害のある方の視聴・応援環境にも配慮するなど、年齢・性別・障害の有無に関わらず楽しめるeスポーツとしてのスピリーグ実施意義を示しました。小倉選手は、SNS上で自身の持つ先天性疾患を告白するとともに、理解拡大に向けての発信を行いました。
スピリーグでは新しい試みとして、3人の球団代表選手のほかに、「スピリーグ監督」が各球団に就任しました。スピリーグ監督は、球団OBや関係者から選ばれ、現役時代の経験を選手にアドバイスしたり、試合中に士気を上げる言葉をかけたりし、チームを勝利に導く役割を果たしました。
また、応援してくれたファンと喜びを共有する「球団ファン応援感謝企画」として、リーグ優勝と日本一を達成した広島東洋カープには計500万円、リーグ優勝の東北楽天ゴールデンイーグルスには200万円を贈り、今後、各球団でファンへ還元する施策を実施します。
こうした取り組みの結果、YouTubeなどでの総視聴回数は「eBASEBALLプロリーグ」2020シーズンの総視聴回数780万回を大きく上回る1000万回を突破しました(2022年1月末時点)。