「ほんやくコンニャク」が現実に！会話をリアルタイム通訳できる機能が「Google翻訳」に登場

英語や多言語を翻訳してくれる定番アプリ「Google翻訳」が、この度大幅なバージョンアップをして、 難しい操作なく、二人の言語会話を、自動的に翻訳してくれる機能がアプリに搭載されました。

二つの言語を選んで話しかけるだけで通訳してくれる未来アプリ

「Google翻訳」はiOS、Android共に最も使われている翻訳アプリとして有名で、いままでもテキストによる多言語翻訳や、 手書き入力による翻訳などが提供されてきました。

音声翻訳も一部にはあったのですが、今回は「会話通訳モード」が搭載されており、録音して翻訳するのではなく、 二人の間にスマホを置くだけで、自動的に言語を判別して翻訳してくれる、より実用性に近づいた画期的な仕組みとなっています。

カメラを向けるだけで標識を翻訳！しかもオフラインで！

英語圏はもちろんヨーロッパ圏など、海外に行くと会話以外にも、標識や案内図など読めない文字に困ってしまう場合があります。

スマホを持っていて文字を入力しようにも、その文字を入れること自体が難しく困ってしまう場合があります。

今回新たに機能実装された「Word Lens（ワードレンズ）」という機能は、 2014年5月にGoogleが買収した企業「Quest Visual（クエストビジュアル）」の技術を元の実現した機能です。

カメラのファインダー越しに、道路標識や案内板をかざすと、画面上に文字認識を行い、リアルタイムに翻訳を実現してくれます。

しかも主要な単語情報などはあらかじめアプリ内部にはいっており「オフライン」にて文字が出るので、 空港についてネット接続が出来ない状態でも、標識や案内板を読んだりできるので、SIMカードの購入場所を探したりといったことにも使うことが出来ます。

カメラを使った「視覚翻訳」の対応言語は、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語となっており、 残念ながら「視覚翻訳」については日本語へは今現在未対応となっていますが、今後もアップデートを続けていくそうなので注目していきたいところです。

リアルタイム会話通訳をしてくれるアプリ「Google翻訳」

カメラ翻訳・写真翻訳・音声通訳など多彩な機能と、オフラインでの翻訳も搭載した、高機能な定番翻訳アプリ

「リアルタイム会話通話」「カメラ文字翻訳」「画像文字翻訳」「音声翻訳」「テキスト翻訳」「手書き翻訳」など様々な翻訳を兼ね備えた殿堂入りの神アプリ。

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