「りのべっち」はリノベーション現況調査を強力にサポートするiPhone/iPad向けアプリです。
実物件のスキャン、下図の取り込み・トレースなど、最適な方法を選んで現況調査を行うことができます。
実建材データを使った3D計画案シミュレーションや、図面・3Dパースを元にした報告書の作成も可能です。
アプリの機能
フリー間取り入力:
・指や Apple Pencil で画面に書き込むようにして間取りを入力できます。
・壁、部屋など建物を構成する要素や様々な書き込みの他、現況写真も間取り図の上に配置できます。
・後述の「間取り入力画面の機能」を参照ください。
スキャンして現況生成:
・LiDARセンサーを使用してスキャンされた実物件データを元にして間取り図を生成します。
・取り込んだ寸法が間取り図に再現されます。
・この機能はRoomPlanを利用できる環境(iOS16以降、LiDAR搭載デバイス)でご利用いただけます。
紙・PDF 下図を取込み:
・図面の画像やPDFファイルを取り込み、下図(背景)として表示します。
・下図の上からなぞる形で間取りを入力できます。
CADデータを取込み:
・ARCHITRENDシリーズのCADデータをARCHITREND Driveから取り込みます。
・ARCHITREND Driveのご利用には3Dカタログ.comのプロフェッショナルプラン契約が必要です。
プランの管理:
・作成した現況図はデバイス内やARCHITREND Drive上に保存できます。
・既存の現況図を複製して計画案を検討するなど、状況に合わせて柔軟にお使いいただけます。
・デバイス内には3件まで保存できます。
3D表示・建材割当:
・3D表示された間取りに対して各部位の情報表示、3Dカタログ.com建材の割り当てが可能です。
・後述の「3D画面の機能」を参照ください。
間取り入力画面の機能
壁(部屋):
・書き込んだ位置に壁が配置され、壁で囲まれた領域が部屋になります。
・設定「グリッドに沿う」がオンのときはグリッドに沿った線のみが配置されます。
・設定「水平/垂直に配置」がオンのときは水平・垂直な壁のみが配置されます。
表示範囲の拡大縮小・移動:
・図面上でピンチ・2本指ダブルタップ、2本指ドラッグすると表示範囲の拡大縮小・移動ができます。
・iPadでご利用いただいている場合、設定「Apple Pencil限定モード」がオンのときは1本指のダブルタップ・ドラッグでも操作できます。
削除(ゴシゴシ):
・ゴシゴシとこするようなタッチ操作で壁、建具、部品などを削除できます。
・部屋は周辺の壁を削除することで削除されます。
・できるとき:壁、建具、部品、連続線、カメラの入力中
・できないとき:部屋名、イラストの入力中
削除(消しゴム):
・削除専用の「消しゴム」に切り替えて削除することもできます。
・タッチした軌跡上にある壁、建具、部品などを削除できます。
部屋名:
・部屋の領域内に部屋名の先頭から何文字かを書き込むと候補ボタンが表示され、タップすると部屋名が設定されます。
・候補は「玄関」「廊下」などあらかじめ用意された部屋名の中から選出されます。
※このテキストの後ろに部屋名リストを掲載しています。
・漢字についてはよみがな(ひらがな)も可です。
・キーボードボタンから任意の部屋名を設定することもできます。
建具・開口:
・壁の上に建具・開口を配置します。
・壁の上をなぞって位置を指定→種別を指定→高さ・開き方向を指定というステップになります。
・高さは全開口以外を選択したとき、開き方向は開き戸などを選択したときに指定できます。
・種別を指定したくない場合、あるいは高さ・開き方向の指定を終了したい場合は、適当な場所をタッチするなどすればボタンが消えます。
部品:
・書き込んだ形状に応じて、部品を表す簡易な形状(矩形・円・楕円・多角形)を配置します。
・形状の候補が複数ある場合は画面上で選択するステップが入ります。
・壁と重なる場合は沿うように補正されます。
イラスト:
・フリーハンドで線や文字を書き込みます。
・ペン・マーカー・鉛筆を模した3つのペン種、任意の色を切り替えられます。
連続線:
・連続線を書き込みます。
・設定「グリッドに沿う」がオンのときはグリッドに沿った線のみが配置されます。
・設定「水平/垂直に配置」がオンのときは水平・垂直な線のみが配置されます。
・1点ずつ位置を指定して入力することもできます。
カメラ(写真):
・カメラで撮影または写真から選択すると現況写真が図面の上に配置されます。
・配置された図面はドラッグで任意の位置に移動でき、またサイズも変更できます。
・配置されたカメラをタップすると画像の確認や変更、イラストの書き込みができます。
Undo/Redo:
・上記の入力・編集操作に対するUndo/Redoができます。
クリア:
・入力内容をクリアします。
・対象とする入力内容や階を選択することもできます。
・クリアしてもUndoリストは維持され、クリア自体をUndo/Redoできます。
アップロード(プランの保存、ARCHITRENDシリーズへのデータ連携):
・ARCHITREND Driveにプランをアップロードします。
・アップロードしたプランは本アプリおよびARCHITRENDシリーズの本機能に対応した製品でご利用いただけます。
報告書出力:
・現況図をレイアウトした現況調査報告書のPDFファイルを作成・エクスポートできます。
・イラスト、カメラ(写真)については必要に応じてオンオフを切り替えられます。
画像&PDFエクスポート:
・作成した間取り図をPNG画像やPDFファイルとしてエクスポートできます。
設定:
・「部屋面積の単位」「グリッドサイズ」など、図面の表示内容や入力などに関する各種設定を変更できます。
・状況に合わせて設定を切り替えながらご利用いただけます。
ヘルプ:
・りのべっちの使い方を説明するヘルプを表示します。
・こちらはホーム画面で表示できるものと同等です。
下図を取込み:
・現在の階に下図を取り込みます。
・2階、3階への下図の配置や配置済みの下図の変更はこちらからできます。
基準点を変更:
・現在の階の図面基準点(原点(0, 0)とする位置)を変更します。
・下図の取り込み後など、他の階との位置関係を調整したいときご利用いただけます。
階の切り替え:
・画面下中央のコントロールで現在階を切り替えられます。
・設定「下階を背景表示」オンのときは下階が薄く表示されます。
3D画面を開く:
・後述する3D画面を開きます。
・3D表示や実建材を使った計画案シミュレーションはこちらから行えます。
3D画面の機能
表示範囲の拡大縮小・回転・移動:
・ピンチ:拡大・縮小
・1本指ドラッグ:回転
・2本指ドラッグ:移動
・ダブルタップ:デフォルトに戻す
情報表示:
・3D表示されている壁、床、天井、建具、部品をタップすることでその部位の情報が表示されます。
・面積などの基本的な情報の他、建材が割り当てられている場合はそちらも確認できます。
建材割当:
・3D表示されている壁、床、天井、建具、部品をロングタッチして建材割当を開始できます。
・建材の大まかな分類(壁であればクロス、塗り材など)を選ぶと3Dカタログ.comの建材検索ページが開かれ、割り当てる建材を検索・選択できます。
・システムキッチンなどの各種オプション変更など、3Dカタログ.comに備わっている様々な機能をりのべっちからご利用いただけます。
部品の回転:
・部品をロングタッチした場合は建材割当に加えて、部品を回転させる選択肢が表示されます。
・「45°」「90°」「180°」から選択するシンプルな操作で期待する方向に変更できます。
割当済み製品の表示:
・既に建材を割り当てた部位をロングタッチした場合は「割当済み製品の表示」ボタンが表示されます。
・ボタンをタップして該当する3Dカタログ.com製品/シミュレーションページを再度開くことができます。
割当済み建材の復元:
・ARCHITREND Driveから開いたプランの場合、割り当てられた建材データがデバイス内にない場合があります。
・そのような場合、該当部位をロングタッチしたときに「割当済み建材を復元」ボタンが表示されます。
・建材データを復元することで、それらを使った3D表示や情報表示が可能になります。
アップロード(プランの保存、ARCHITRENDシリーズへのデータ連携):
・間取り図を表示しているときと同様に、ARCHITREND Driveへプランをアップロードできます。
報告書出力:
・間取り図に加えて3Dパースや住宅設備・建材一覧を含む報告書を作成・エクスポートできます。
・計画提案にご活用ください。
認識できる部屋名
玄関、シューズクローク、SCL、ホール、廊下、階段、物入、収納、LDK、
DK、リビング、居間、ダイニング、キッチン、台所、勝手口、トイレ、便所、
WC、洗面脱衣室、脱衣室、洗面所、UB、浴室、家事室、ユーティリティ、サンルーム、
洋室、主寝室、寝室、子供室、書斎、和室、床の間、仏間、押入、納戸、
クローゼット、CL、ウォークインクローゼット、WIC、小屋裏収納、
バルコニー、外部物入、車庫、縁側、吹抜、PS、EV、DS