〜「RAGE Shadowverse 2021 Spring」大会についても発表!!〜『Shadowverse』の大会「RAGE Shadowverse 2020 Winter」のGRAND FINALSを2020年12月20日(日)に開催いたしました。
※本大会のアーカイブ配信はこちらから視聴することができます。
・OPENREC:https://www.openrec.tv/live/2k8m007v6z6
・YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=ZU9H3jn753o&feature=youtu.be
・ABEMA:https://abe.ma/2V4nwik
10月からオンラインで行われた1次予選・2次予選・プレーオフを経て、約1万人から勝ち残った8人の選手がGRAND FINALS会場の都内スタジオに集結。彼らの熱戦をスタジオでは司会・進行のテレビ朝日アナウンサー・布施宏倖さん、実況の平岩康佑さん・友田一貴さん、解説のまるさん・海老原悠さん、ゲストコメンテーターのRumoi選手・Shimon選手、応援サポーターの西村歩乃果さんが、そして各種配信サイトでは多くのファンが見届けました。
GRAND FINALSはトーナメントで行われ、各試合は先に3バトルを制した方が勝利するBO5方式。1試合で3つのデッキを使用でき、最初のバトルで3つのデッキから好きなデッキを選んで、以降は勝利したデッキはふたたび使用できなくなるというルールです。
9時間以上に及ぶトーナメントの末、優勝したのはGale選手。自身も『Shadowverse』をプレイする西村さんは、GRAND FINALS参加者の中でも強者を倒してきた王者に尊敬の眼差しを向けながら「長い時間お疲れさまでした。おめでとうございます」と労います。そして賞金400万円を手にしたGale選手は、笑顔で優勝トロフィーを掲げました。
【1回戦第1試合】“リベラルインテリジェンス”suuuum選手vs“堅牢のスクラム”ジョルの選手GRAND FINALSは、初戦から事前に行われた優勝者予想投票で2位のsuuuum選手と3位のジョルの選手による注目の対戦に。第1バトルではジョルの選手が勝負のターンにコストアップとなり切り札としていたカードを使えず、劣勢となって敗北。しかしそのジョルの選手が第2バトルを勝利すると、そこからは一進一退の展開に持ち込んで第5バトルでは押し切って勝利。粘り強さを見せたジョルの選手が、2大会連続ファイナリストのsuuuum選手を倒して準決勝に駒を進めました。
【1回戦第2試合】“ハッピーパパソルジャー”爪選手vs“一騎当千のハングリーボーイ”ぱこりん選手GRAND FINALS出演者で唯一の“パパ”となる爪選手と、食欲旺盛な最年少のぱこりん選手というどこか癒やし系な対決ながら、攻めっ気たっぷりのデッキを揃えたふたり。似たようなスタイルのためか互いに読みが冴え渡り、第1試合に続いてフルセットに。ここまでのバトル同様の体力の削り合いを制して勝利したぱこりん選手は、「対戦相手を食べてやる」とさらにハングリー精神を燃やして勝ち進みます。
【1回戦第3試合】“Kingof天邪鬼”す選手vs“不動の精密機械”ミル選手事前の優勝者予想投票で1位となったトッププロのミル選手が地力を発揮して第1バトルを先取すると、第2バトルも最大16も開いた体力差をひっくり返して2連勝します。しかし「優勝候補を1回戦から倒すことになって申し訳ない」と豪語していた、す選手が意地を見せて第3バトルと第4バトルを連取。またしてもフルマッチとなりますが、第5バトルはデッキの相性も有利に働きミル選手が勝利。インタビューでは「優勝を目指してがんばります」と改めて決意を述べました。
【1回戦第4試合】“捲土重来の刺客”SRG|ヘイム選手vs“闘争の研究者”Gale選手実力者揃いの集団・SRGの生え抜きであるヘイム選手と、論理的思考に自信を持つGale選手の対戦は拮抗した展開に。先に準決勝に王手をかけたのはSRG|ヘイム選手ながら、Gale選手も星を取り返していき、やはり第5バトルに突入。そして解説陣も「相手の研究ぶりがすごかった」というGale選手が勝利し、最後の準決勝進出者となりました。
【準決勝第1試合】“堅牢のスクラム”ジョルの選手vs“一騎当千のハングリーボーイ”ぱこりん選手第1バトルではジョルの選手が計算ミスもあったか勝機に相手の体力を削りきれず、ぱこりん選手が勝ちを収め、第2バトルも早々に勝利。するとぱこりん選手は、第3バトルで圧倒的な劣勢に立たされながらも運を味方につけて逆転し見事3タテ。ここまでフルセットでの接戦が続いたGRAND FINALSで初の圧勝劇を見せ、大物食いを続ける最年少選手が勢いよく決勝に進みました。
【準決勝第2試合】“不動の精密機械”ミル選手vs“闘争の研究者”Gale選手第1バトルは序盤からコストの重い手札が揃ってしまったミル選手が劣勢を覆せない一方、順調に手札を揃えたGale選手が取ってリード。残りデッキ的にもやや不利になったミル選手でしたが、第2バトルを取り返すとそこから地力を見せつけて勝敗を五分に戻し第5バトルへ。しかしここではギリギリの勝負を強気に進めたGale選手が勝利。あまりの集中からフラフラになりながらも、優勝候補筆頭をくだして決勝のもうひとつの席を勝ち取ります。
【決勝】“一騎当千のハングリーボーイ”ぱこりん選手vs“闘争の研究者”Gale選手これまで休憩時間の少ないブロックをフルセット続きで突破してきたGale選手は、時折苦しそうな表情を見せるほどの疲労ぶり。第1バトルではそんなGale選手が手札にコストが高めのカードが重なって1、2ターンを動けず。その遅れを取り返して接戦に持ち込むも、読み合いを制したぱこりん選手が先取しました。しかし第2バトルは逆にGale選手が余裕を持って勝利すると、第3バトルも連取し王手をかけます。そして第4バトルではぱこりん選手の猛攻で体力を1まで減らされながらも、返す刀で相手の体力を削りきってGale選手が勝利。渾身のガッツポーズを決めました。
【セレモニー】強者を相手に14試合を戦い抜き、疲労困憊しているGale選手は、セレモニーで優勝時の気持ちを問われても「正直信じられない。ただひたすらやってきただけなので……信じられないです」と呆然とした表情で語るのみ。しかし「喜びを誰に伝えたいか?」という問いには「毎日のように練習に付き合ってくれたチームメイトたちに『ありがとう』と伝えたい」と力強く答え、「RAGE」大友真吾プロデューサーから賞金400万円のボードを手渡されると「とりあえず家のがたが来ている家電の買い替えに使います」と語りようやく笑顔に。最後は満面の笑みを浮かべながら優勝トロフィーを掲げ、「ようやく優勝したという実感が湧きました。世界大会もがんばるので応援お願いします」とさらなる戦いに目を向けていました。
あわせて大友プロデューサーは、2021年の大会について続々と新情報を発表しました。まず次回大会となる「RAGE Shadowverse 2021 Spring」は1次予選が1月16日(土)・17日(日)、2次予選が1月24日(日)、プレーオフが2月11日(木・祝)に行われ、GRAND FINALSは3月21日(日)に開催されます。
▼エントリーはこちらからhttps://sv.rage-esports-operation.jp/2021/spring/
この日の大会についてShadowverse木村プロデューサーは「2020年の『Shadowverse』の競技シーンを締めくくるのにふさわしかった」と振り返り、「2021年も『Shadowverse』の競技シーンを盛り上げていくので、楽しんでいただけたら幸いです」と続けました。
さらにShadowverse木村プロデューサーより、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて開催延期されていた世界大会「Shadowverse World Grand Prix 2020」もDAY1を6月4日(金)に都内スタジオで、GRAND FINALSを6月6日(日)にさいたまスーパーアリーナのコミュニティアリーナで開催すること、そして、2021年末には「Shadowverse World Grand Prix 2021」が開催予定であることが発表されました。