Psychro Tools [Android]

このユニークなアプリを使用すると、3 つの簡単な手順で乾湿プロセスを作成、シミュレーション、分析できます。
1. 加熱、冷却、加湿、熱交換、空気の混合などのアクションを組み合わせて乾湿プロセスを作成します。
2. 年間の各時間の気候記録を含む気候ファイルを選択します。世界の首都ごとに気候ファイルがありますが、独自の気候ファイルを作成することもできます。
3. 気候記録をプロセスに適用し、さまざまなアクションをシミュレーションし、結果を分析します。

このアプリは、さまざまな詳細レベルの表で結果を表示するだけでなく、動的乾湿図またはモリエル線図でも結果を表示します。図内の任意のプロセス ポイントをクリックすると、そのポイントの空気状態に関するすべての情報が取得されます。特定の期間 (時間、日、月、年) を検索し、その期間内で必要な冷暖房能力だけでなく、最大の能力が必要となった時間も即座に取得します。

乾湿プロセスを定義するには、2 つ以上の乾湿点​​間に適用できるいくつかのアクションを自由に使用できます。
- 飽和: 空気を特定の乾湿点から相対湿度 100% の飽和点まで冷却します。顕熱係数 (SHF) を入力すると、アプリが飽和点を計算します。
- 凝縮: 飽和線に沿って空気を冷却し、凝縮によって空気を乾燥させます。
- 加熱: 指定された容量を使用して、指定された温度または指定された湿度点まで空気を加熱します。最初の 2 つのオプションでは、アプリはターゲット ポイントを計算します。
- 冷却: 指定された容量と顕熱係数 (SHF) を使用して、または指定された湿度点まで空気を冷却します。
- 加湿: 指定された加湿量または指定された湿度点まで、蒸気または水の蒸発によって空気を加湿します。
- 空気の混合: 2 つの供給源からの空気を断熱的に混合し、混合空気状態をもたらします。
- 熱交換: 排気された室内空気を使用して周囲の空気を加熱または冷却します。全熱交換器と顕熱交換器からお選びいただけます。さらに良いことに、熱交換器の特性も定義できます。

また、次の 2 つの具体的なアクションもあります。
- 固定または動的な乾湿点。動的ポイントは、新しい気候レコードがプロセスに適用されるたびに変化し、固定ポイントは安定した空気条件 (室内の空気条件など) を定義します。
- サーモスタット: 冷却、加熱、換気のいずれのプロセスを使用するかを決定する条件付きアクション。温度と湿度の制限を使用して、使用するプロセスを選択します。

すぐに始められるように、アプリにはデモ プロジェクトが用意されています。詳しい説明が記載されたマニュアルもあり、無料でダウンロードできます。これはエアコンの専門家として間違いなく必要なツールです。

特徴
- デモ プロジェクトを使用して開始し、より複雑なプロジェクトのテンプレートとして使用します。
- https://www.micriconsult.be/Manuals/PsychroTools_UsersManual.pdf でマニュアルを検索します。
- 「説明」タブをタップすると、計算や図の簡単な説明が表示されます。
- 設定画面で 5 つの言語 (英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、オランダ語) から 1 つを選択します。
- 図のタイプ (乾湿計またはモリエル) の 1 つを選択し、表示する線を選択します。
- メートル法またはインペリアル単位の寸法を選択します。 °C と °F、または kW と BTU/h。
- 熱交換器のパラメータを定義します。
- 乾湿図、気候グラフ、レポートヘッダーの色を選択します。
- 明るいテーマと暗いテーマをサポートします。
- アプリは最新の設定を保存し、その設定で起動します。画面を回転すると、ユーザー インターフェイスが適応されます。
- ズームイン (2 本指のジェスチャ) およびパン (1 本指のジェスチャ) により、図の一部を拡大および移動します。