2021年9月30日以降、お使いのOS、ブラウザによっては
・「この接続ではプライバシーが保護されません」
・「保護されていない通信」
・「安全ではありません」
・「サーバーの識別情報を検証できません」
など「プライバシーエラー」が表示されることがあります。
これは2016年以前のOSやブラウザを使っている場合に表示されるもので、
2021年9月30日以降、旧OSでは一部の証明書がインストールされていないことから、
このようなエラーが多くのサイトで表示されるようになっています。
サーバー自体は問題なく安全ですのでご安心ください。
お使いの端末のOSバージョンを上げていただくことで、
新しい証明書に対応し、この表示がされなくなります。
対応OS
・Mac OS「10.12.1 Sierra」以降
・Windows「XP SP3」以降
・iOS「10」以降
・Android「7.1.1」以降
※Androidは以前の端末でも使えるものもあります。
今後も多くのサイトで同様な事象が発生することが予想されますので、
この機会に、OSの更新を検討していただけたら幸いです。
一時的な対応方法
・Firefoxブラウザを利用する
・証明書を手動インストールする
※Firefoxは、OSの証明書ではなく、独自の最新証明書を利用しているため、利用できる可能性があります。
証明書のインストール方法
「ISRG Root X1」という証明書が必要となります。
手動で追加インストールすることで対応が可能です。
良くわからず、ネットに落ちている怪しい証明書をインストールすることは危険ですので、
十分理解した上で、公式サイトより証明書をダウンロードして設定してください。
PCの場合管理者権限が必要となります。
対応端末
・Mac, Windows, iPhone, Android5以降の一部端末
1.「
証明書配布サイト」にある「
pem形式」をダウンロードしてください。
・ISRG Root X1 (RSA 4096, O = Internet Security Research Group, CN = ISRG Root X1)
・Self-signed: pem
2. Mac、iPhone、Androidは「pem」のまま利用可能です。
Windowsの場合は「.pem」の拡張子を「.cer」に書き換えてください。
3.ファイルを実行してインストールしてください。
※インストール後、ブラウザを再起動してください。
※Windowsの場合
・「証明書をすべて次のストアに配置する」「信頼されたルート証明機関」を選択してインストールしてください。
※Macの場合
・キーチェーンに「システム」としてインストールしてください。
・表示される「キーチェーンアクセス」の「左メニュー」にある「システム」を選択してください。
・リストにある「ISRG Root X1」に「×印」がついていて無効状態なので、ダブルクリックしてください。
・「▽信頼」項目を開き、「この証明書を使用する時」を「常に信頼」に変更してください。
・リストに戻ると「ISRG Root X1」が「+印」になっていれば証明書が有効になり完了です。
※Android5以降
・認証情報をインストール後、「ネットワーク監視」のアラートダイアログが時々出ることがあります。
これは独自証明書を入れた場合に、注意をうながすため定期的に表示されるもので、自分が認識して入れた証明書のみであれば気にしなくても大丈夫です。