FP3級の頻出分野をスピード学習!
過去問を隙間時間に解き、学習できるFP3級試験対策アプリです。 試験によく出題される問題を厳選。
詳細な解説付きです。
【 特徴 】
・1分野5〜10問程度の出題だから気軽にできます。
・解説が一通り解いた後ではなく、解答後すぐにでます。
・全問詳しい解説付きです。
・最後に試験の合格率に照らし合わせ、自分の到達度がわかります。
【アプリ説明】
FP3級 試験を突破するためには、さまざまな科目を勉強することが必要です。従って勉強の”効率性”は非常に重要になっています。FP3級試験の攻略は過去問に始まり、過去問に終わるとも言われています。
このアプリの問題を繰り返し解くことで知識の定着と解法パターンの習得を図れるようになっています。
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【コラム】
〜FP3級を目指す方へ〜
ファイナンシャルプランナー3級(以下、FP3級)の資格取得を考えるのなら、試験の難易度や資格取得のメリット、試験内容について把握しておきたいところです。この記事では、それらについてご紹介していきます。
・FP3級は独学でも受かる資格!
FP3級はFPの入門的な資格とされ、独学でも十分取得可能ですが、独学で取得しやすいと言えるのは、その合格率の高さからです。
直近のFP3級試験の合格率は70~80%となっています。これは、宅建士、行政書士、日商簿記3級など他の資格試験と比較してもとても高い合格率です。
きちんと勉強すれば合格する可能性が高い資格であると言えます。
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① FP3級を受けるメリット
FP3級を受けるメリットは、お金と暮らしにまつわる幅広い金融知識が得られるというところです。年金、生命保険、相続など、人生のライフイベントには、お金に関して考えないといけないことがたくさんあります。
通常なら、そういう出来事に遭遇してから慌てて本を読んだり、ネットで調べたりすることになりますが、FP3級を持っていればこうしたライフイベントにおいて、もっとも有効な対処法が分かるようになります。
また、お金の処理が上手くなるので、主婦の方なら、家計管理に役立てることもできます。FPの知識を、毎日の生活に活用することができるのです。
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② FP3級のビジネス上のメリット
FP3級は、お金と暮らしにかかわるいろいろな知識が得られる資格です。となると、生命保険や年金、相続など、ライフイベントの相談に乗ったりする仕事もできるようになるのではないか?と考えるのではないでしょうか。たしかに、そのような仕事をするのがFPです。しかし残念ながら、FP3級の知識では、そうしたお金にまつわる専門の仕事をするには足りません。
また、履歴書に「FP3級取得」と書いても、就職・転職で有利になることはありません。FPの資格を仕事で活かせるのは、2級以上となります。
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③ どっちでFP3級を受けるべき?
FP3級の受験を考えるときに悩むのが、一般社団法人金融財政事情研究会(きんざい)とNPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)のどちらを受けたらいいのかということです。受験者の中には、「きんざいか、日本FP協会か」で、かなり悩む人も少なくありません。
FP3級を受験する前に、まず、これら2つの機関の違いについて理解しておくことが必要です。
・かつては民間資格だったFP
FP技能士1~3級、きんざいと日本FP協会の指定試験機関によって運営されています。FPの試験は、元々民間資格でした。民間資格は国家資格と違い、いろいろな機関でそれぞれ、違った名前の資格を運営しているものです。きんざいと日本FP協会も、かつてはそれぞれで民間資格をつくり、FPを認定してきました。
しかし2002年4月から、「FP技能士」という国家資格ができ、そのまま2つの試験指定機関に運営が引き継がれることになりました。こうした理由により、きんざいと日本FP協会、どちらでもFP技能士の試験を受けられるようになったのです。
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④ どんな違いがあるの?
それぞれが違う試験を行ってきたきんざいと日本FP協会。同じ資格に統合されたのちも、それぞれで違う試験を行っています。これら2つの試験の違いは、試験内容です。
FP技能士には、学科試験と実技試験があります。これは、FP3級、2級、1級、すべてで言えることです。このうち、学科試験は、きんざいと日本FP協会で共通。制限時間は120分で60問出題されます。三答択一式のマークシート方式で、60点満点中、36点以上正答できると合格できます。
実技試験はきんざいと日本FP協会で共通ではありません。
問題数と、記述方式が異なります。それぞれが独自で問題を作成しているのがその理由です。しかし、難易度・レベル的にはどちらも同じです。
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⑤ 結局どっちがいいの?
それでは、どちらを選んでも違いはないのでしょうか。これには、違いがある、ない、両方の意見があります。それぞれの意見は次のようなものです。
きんざいのほうが問題数が少なく、日本FP協会の問題のほうが問題数が多いので、1問にじっくり時間をかけて解くタイプの人にはきんざいがおすすめ。サクサク解けるタイプなら日本FP協会がおすすめ。日本FP協会は問題数が多い分、配点も少なめになるので、1問ミスしたとしても致命的になりにくい。その逆もしかり。どちらを重視するかで選ぶべき。
レベルは同じなので、どちらを受けても一緒。どちらにするか悩むのに時間をかけるくらいならその時間を勉強に使ったほうがよっぽど試験に受かりやすくなる。
どちらが正しいということはないので、それぞれの意見を参考にして選択するのがよいでしょう。
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⑥ FP3級の試験内容
それぞれの試験内容について見ていきましょう。
【FP3級学科試験】
学科試験はきんざいと日本FP協会で共通ですが、以下のような、多岐にわたる内容から出題されます。
・ライフプランニングと資金計画(社会保険、年金など)
・リスク管理(生命保険などでどうリスクヘッジするか)
・金融資産運用(うまく投資するための方法)
・タックスプランニング(所得税とか住民税とか)
・不動産(不動産取引など)
・相続・事業承継(相続、贈与など)
【FP3級実技試験とその違い】
実技試験はきんざいと日本FP協会で別の内容となっていますが、学科試験の試験範囲のうちから、ピックアップされます。それぞれどのような内容となっているのでしょうか。
きんざいでは、個人資産相談業務と、保険顧客資産相談業務の2つが用意されており、どちらか1つを選びます。金融資産や不動産など、個人的なライフプランにかかわること、生命保険など保険全般に重点を置いたことについて問われます。
日本FP協会では、資産設計提案業務が出題されます。倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニングのプロセス、顧客の状況分析と評価を問われます。
これだけでは実技試験の内容についてイメージできないかもしれません。その場合は、実際の問題を見てみることが一番です。公式ホームページから無料でダウンロードできるので、過去の試験問題を確認して、違いを比べてみましょう。
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⑦ FP3級の難易度
FP3級の本試験は、金融の知識を詰め込んでいるので、概要だけ見ると難しそうに思われるかもしれません。しかし、FP3級は入門的な資格なので、専門的な難易度の高い内容は問われませんし、出題されるところもだいたい決まっています。決して難易度の高い試験でないことは、既にご紹介した合格率の高さからもうかがえます。
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⑧まとめ
ここまで、FP3級の「取得メリット」「難易度」「試験について」をご紹介しました。
FP3級の難易度は決して高くはなく、社会人など働きながらであっても取得は難しくありません。 難易度が高くないことに加え、学ぶことで得られる知識が生活の中で有効に活用できるものが多いことも魅力のひとつです。皆さんもFP3級の取得を検討してみてはいかがでしょうか。
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◇皆様のご健闘をお祈りします◇